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浦安細川流投網保存会

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 浦安の投網は、江戸時代末期に肥後藩(熊本県)から来た、通称「細川の政」という漁師によって伝えられたため、細川流と呼ばれています。
 当時、江戸の投網は「土佐打ち(二つ取り)」という投げ方でしたが、政は熊本の投げ方である「すくい取り」という方法を伝えました。
 この投網の特徴は、船で広い範囲を移動しながら打つのに適し、体力のない人でも練習しだいで、大きく網を打てるようになることです。そのため浦安で受け入れられ、大正14年(1925年)には、投網船(遊船)の振興のため、投網組合が結成されました。昭和10年(1935年)以降、投網漁は観光漁業の代表的な存在になり、投網でとれたウグイやスズキ、メナダ、ボラなどをその場で料理して食べさせるという遊船業は東京湾の風物詩でした。
 しかし、昭和46年(1971年)の漁業権全面放棄、昭和48年(1972年)の投網組合解散や海面埋立事業などにより、多くの投網船が姿を消していきました。そこで、この伝統漁業を永く後世に伝えるため、平成7年(1995年)9月、「浦安細川流投網保存会」が結成され、技術の保存と伝承のため、活発な活動を続けています。

会員を募集しています!

対 象 市内在住・在勤・在学の方(年齢・性別不問)
練習日 第1・3日曜日
    浦安公園芝生広場にて
時 間 13:00~15:00
会 費   年間5,000円

随時、見学や体験が可能です。お気軽に博物館までお越しください!

​活動の様子

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